2018年5月8日
知らないと何かと不安な中国の空港での乗り継ぎ。ここでは北京首都国際空港空港での乗り継ぎについてご紹介します。
北京首都国際空港 国際線乗り継ぎの流れ
私たちが乗ったCA928便はほぼ定刻通りに北京首都国際空港に到着。
飛行機を降りたら
①案内板のTransferの表示の方へ進んでいきます。
入国審査と同じ方向ですので、人の流れについていけば大丈夫です。
入国審査のカウンターがたくさん並んでいるエリアにたどり着きます。
②左端にあるTransit for international flights within 24 hours/24時間以内の国際線乗り継ぎと表示されているゲートに進む。
※左端にある上記の表示があるゲート以外は、中国国内に入国するためのゲートです。
カウンターでパスポートと搭乗券ののチェックがあり、搭乗券にスタンプを押されます。
このカウンターが2つしかないので、混雑していると ここを通過するのに時間がかかります。
(※追記)2019年に乗り継ぎ時カウンターに自動化ゲートが導入されました。このゲートの導入により、以前よりスムーズに乗り継ぎができるようになったようです。
③保安検査
パスポートと搭乗券のチェックを受けて、一つ下の階に進むと保安検査場があります。
手荷物検査・金属探知機の検査を受ける前に、ここでもパスポートのチェックを受けるのですが、このカウンターも2つしかないので、ここでも時間がかかります。
そして保安検査も厳しいです。特にバッテリーには厳しいです。バッテリーに記載されているワット時定格量(Wh)をチェックされます。そしてワット時定格量(Wh)の記載がないバッテリーは没収されてしまいます。
そして、このワット時定格量が100Wh以下のものでないと没収されることもあるようなので注意が必要です。
金属探知機もベルトも外して時計もしていないのに通ると反応したので、係員のボディチェックを受けました。ズボンのチャック部分に反応したとしか思えません。
こんな感じの保安検査なので、ほとんどの人が何かしら引っかかって調べられることになります。
そして、乗り継ぎ客に対して設備も係員も少なすぎるので、非常に時間がかかります。
参考までに…
2017年12月にバンコクー北京ー羽田というルートで乗り継ぎした際は1時間以上かかりました。
今回(2018年5月)のSFC修行(関西ー北京ーシンガポール)で利用した際は、行きが20分、帰りは30分かかりました。
北京首都国際空港での乗継ぎには余裕を持って
エアチャイナ の定めている最低の乗り継ぎ時間は1時間のようですが、飛行機の遅延や乗り継ぎ客で混雑する可能性があるを考えると、2~3時間以上の余裕を持った方が良いと思います。
1時間では、ちょっとコワいです。
エアチャイナ ファーストクラスラウンジ
北京首都国際空港のエアチャイナ のラウンジはビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジがあって、ビジネスクラス利用者でもファーストクラスラウンジに入ることができました。
2つのラウンジの内容はあまり差異がないようですが、ファーストクラスの方が人が少ないので、ゆったりと過ごせそうです。
Wi-Fiについて
空港内、ラウンジ内にが無料のWi-Fiがありますが、日本人にとっては使い物にならない代物です。というのも、中国当局の規制で Google、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeなどなどにアクセスすることができません。いわゆるグレート・ファイアウオールというやつです。
しかし、amazonなどで 香港SIMを事前購入して SIMフリーの端末に入れてローミングすれば「壁越え」ができるようになります。
そうするとWi-Fiでは見れなかった Google、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeにアクセスできるようになります。
以前(2017年12月)に北京で乗り継ぎをした際に、空港内の情報をGoogleで検索しようとしたらできなくて、仕方なく百度(バイドゥ)で検索したら知りたいことを調べれなくて不便な経験をしたので、今回は事前に壁越え可能なSIMカードを準備して行きました。
ラウンジの食事
デザート
シャワールーム
今回は利用しませんでしたがシャワールームもあります。
感想
前年に利用したビジネスクラスラウンジと大差はないように感じました。
しかし、ビジネスクラスラウンジよりも人が少ないので、静かにゆっくり過ごすことができたのは良かったです。
食事はホットミールもヌードルコーナーの麺類も味はイマイチかなぁ…