2019年12月の時点で、台中にはMRTはありません。(2020年に開業予定)
台中市内を移動する場合はバスかタクシーがメインの交通手段になると思います。
今まで台湾でバスに乗るのってハードルが高そうだなと思っていましたが、実際に乗ってみると意外と簡単に乗れるものなんだなと思うようになりました。
バスの路線を探してバス停に行く
Googleマップで行き先を検索
バスの路線はたくさんあるし、バス停もあちこちにあります。何番のバスに乗ったらどこへ行くのかよくわからないと思います。そんな時に役に立つのがGoogleマップです。行きたい場所を経路検索すると、近くのバス停から行きたい場所の近くのバス停まで何番のバスに乗れば良いかが分かります。
例えば、フェアフィールド・バイ。マリオット台中から新光三越・中港店までの経路を検索してみます。
この検索結果を見るとホテルから徒歩4分のXitun Police Station(西屯派出所)から79番のバスに乗り、Qinghai Hongxiao Rd. Intersection(青海弘孝路口)で降りて、徒歩8分で新光三越・中港店に着くことが分かります。
バス停
バス停までもGoogleマップを頼りにして行くのが良いと思います。バス停名は英語でも表記されているので分かりやすいと思います。
バス停には時刻表がない⁉︎
バス停には時刻表がありません。なので、自分が待っているバスも何時になったらやってくるのかわからないです。そこで、役に立つのが台湾公車道のアプリです。
台湾公車道(アプリ)
台北、新北、桃園、台中、台南、高雄などバスを利用する方にはオススメのアプリです。このアプリがあれば、自分の乗るバスが今どの辺りを走っているかが分かります。
先ほど検索した台中の70番のバスを調べてみましょう。
まず、アプリのホーム画面で台中市をタップすると以下の画面になります。
ここでバスの路線番号を入力します。
上の黄色の丸で囲った部分が行き先です。画面は79番の大慶車站行きの情報になっています。黄色の丸の右側の「往 中科管理局」をタップすると反対方面(中科管理局行き)に切り替わります。
015-U7というのがバスのナンバープレートの番号。
「進站中」はバスが停車中という意味で、「即將進站」はまもなくバスが到着することを示しています。○分という表示は今バスがいる位置からの所要時間の目安です。
バスの乗り方
台湾のバスはバス停で待っているだけでは停まってくれません。自分の乗る路線番号のバスが見えたら手を挙げて、運転手さんに「乗ります!」ってことをアピールしましょう。何もしないで立っているだけだとスルーされていまします。
バスの乗車は前後どちらのドアからでもOKです。
台中市内のバスは悠々カード(EasyCard)があれば10Kmまで無料!
バスのドアの近くにはこのような端末があるので、乗車時と降車時に悠遊カード(EasyCard)をタッチします。
台中市内を走るバスは、乗車時、降車時に悠遊カード(EasyCard)をタッチすることで、10kmまでの区間は無料になります。(10kmを超えると運賃が加算されます。)
バスの降り方
乗車中も台湾公車道のアプリを使えば、現在走っている場所や目的地までのおよその時間もわかります。降りるバス停が近づいてきたら、日本のバスと同じくブザー(下車鈴)を押します。ブザー(下車鈴)は車内のあちこちにあるので、わかりやすいと思います。
降りる時も前後どちらのドアから出てもOKですが、悠遊カード(EasyCard)をタッチするのを忘れずに。
まとめ
・台中で公共交通機関の移動はバスが基本。
・悠遊カード(EasyCard)があれば10kmまでは無料で乗れる。
・行き先の検索はGoogleマップが便利。
・台湾公車道アプリで路線ごとのバス情報がわかる。
台中で公共交通機関を使って移動する場合はバスが基本となります。バスを使っての移動は旅行者にとってハードルが高そうですが、慣れてしまえば 地元の方たちに混じってバスに乗るのも楽しいし、とても便利です。そして台中では悠遊カード(EasyCard)を持っていれば10kmまで無料になるのも嬉しいですね。ただ、台中に限らず台湾のバスは運転が荒っぽいので、立って乗る場合はつり革などをしっかり持っておかないと転びそうになるので注意が必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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